「新しい化学反応が起こる触媒になれば」資金調達や販路開拓などスタートアップの支援“アーバンネット仙台中央ビル”オープン

中心部の老朽化したビルの建て替えなどを促す仙台市のプロジェクトの第1号となる複合ビルが14日、グランドオープンしました。地域のにぎわいや新たなビジネスの創出に向けた支援拠点も開設されました。14日は、関係者が参加して記念の式典があり、複合ビルのグランドオープンを祝いました。青葉区中央に完成した地上19階、地下1階建てのアーバンネット仙台中央ビル。仙台市が老朽化したビルの建て替えなどを促す「せんだい都心再構築プロジェクト」の第1号として建設されました。特徴の一つがスタートアップ企業の支援です。小笠原悠記者:
「2階のフロアには、新たなビジネスモデルの構築やサービスの展開を目指す人たちを支援する窓口が開設されました」市が運営する仙台スタートアップスタジオには2人の相談員が常駐し、ビジネスの立ち上げに向けた資金調達や販路開拓など、さまざまなアドバイスをします。郡仙台市長:
「世界を変えていくようなスタートアップが、次々に生まれてくるようなエコシステムをつくっていく拠点になっていくと、大きな期待を寄せている。ぜひ多くの人たちに集まっていただきたい」また4階には、AIを活用して、企業や大学がワークショップなどを開催できるスペースも整備されています。ビルの事業主 NTT都市開発 辻上広志社長:
「人々をつないでいろいろな交流が生まれて、アイデアやビジネスプランがやり取りされ、新しい化学反応が起こる触媒になればと」アーバンネット仙台中央ビルでは、4月から運用がはじまる次世代放射光施設「ナノテラス」と連携した研究室なども整備されていて、産官学による地域活性化へのさまざまな波及効果が期待されます。

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